こんにちは!キャンプ女子のなかむつです。元超インドアで面倒くさがりでアウトドアとか全然したくないです…というだった私が、キャンプにはまり早8年。そんなズボラーキャンパーの私がキャンプにあると便利だなというアイテムを6つ紹介します。実際キャンプ初心者に最低限必要なアイテムって結構色んなところで紹介されています。しかしそれ以外にも特に初心者にはあるとすごく便利になるな、というか私がキャンプ始めるときに知りたかったなと思うアイテムがいくつかあったため記事を書くことにしました。なくてももちろんキャンプはできますが、あると便利でより一層キャンプライフが快適にあるものを厳選しましたのでぜひ参考にしてみてください。
目次
①タープ
いやタープって必需品でしょ、と思い既に購入済み、もしくは購入予定の人は読み飛ばしてください。かくいう私は最初タープ?なにそれ?なんでわざわざタープを設営しないといけないの?と思ってタープなしキャンプを何回かしました。しかしその結果絶対にあったほうがいい、という結論に至りました。まだタープの購入を迷っている人はぜひ購入しましょう。
そもそもなぜタープが必要かというと、朝晩の寒暖差があるので、使った道具をそのまま外に出しておくと夜になり気温が下がり、道具に水滴がつきます。夜、外に出している道具をすべてテントの中や車にしまってから寝るのであれば問題ないのですが、楽しくお酒を飲んだ後にテーブルや椅子焚き火台など大きな道具かつ次の日も使うものをわざわざしまうのはかなり面倒です。そこでタープの出番です。タープの下に結露させたくない道具をまとめておけば水滴がついてしまうことなく次の日も使うことができます。私はこれを知らず椅子やテーブルをびしょびしょにして朝から拭き掃除する羽目になったことがあります。そしてそういう時に限ってタオルを必要最低限しか持ってきておらず四苦八苦するという…。
またキャンプ場は山奥などにあることが多く、天気予報では晴れでもキャンプ場では小雨、なんてこともよくあります。そうなったときにタープがなくてテント内では一酸化炭素中毒になってしまう危険があるため火を起こすことができないし、外も屋根がないから火を起こせない、なんてことにもなりかねません。そこにタープがあれば小雨が降ったぐらいでは火も起こせますし、タープの下で食事も問題なくとることができます。
そして真夏以外の時期にキャンプに行くときは夜かなり冷えます。そのときにタープがあるかないかで、火を起こしたあとの体感温度がかなり違います。タープという屋根があるだけで何もないときよりもぐっと暖かく感じるのです。
最後にタープもかなり種類があっておしゃれなものや安価なものなど色々あります。その中でも特に初心者におすすめなのは四本の支柱のタープです。おしゃれな二本のタープもあるのですが、組み立てるのに紐や釘など道具も必要でコツがいります。やり方がわからないと組み立てるのにすごく時間がかかる上に変にたわんだり、高さがうまく出せなかったりして苦労したわりに邪魔になってしまうこともあるのです。紐で支柱を支えるので思いのほかスペースを必要としたりして狭いキャンプ場では場所が足りないこともあります。その点四本の支柱のタープは組み立てもシンプル、必要なスペースも事前に分かっているためすごく使いやすいです。なので初心者の方でタープを購入する場合はおしゃれさよりも組み立てやすさ・使い勝手のよい四本の支柱のタープにしましょう。
②カセットコンロ
カセットコンロは火を起こすからいらないと思いがちですが、あると超!便利です。むしろカセットコンロがないとかなり不便です。夜はバーベキューで火がありますが、それもバーベキューに使えば他に使えないことがほとんど。もう一品作りたくても火が使えないとかなり料理の幅が限られてきてしまいますよね。そして朝から例えばスープを作りたかったり温かいコーヒーを飲みたいなと思った時も、わざわざ火を起こしてお湯を沸かすのは時間も手間もかかるので面倒ですよね。そこにカセットコンロがあれば扱いも簡単ですぐ火を点けられるし、火加減も調整できるので料理をするにもお湯を沸かすにもすごくスムーズです。電源付きサイトであればさらに湯沸かしポッドもめちゃくちゃ便利だと思います。
ちなみにカセットコンロですがキャンプ用のやつでもいいですが、私は家でも使っているイワタニのカセットコンロを持って行っています。キャンプ用のカセットコンロはコンパクトで持ち運びにはすごく良いのですが個人的にはフライパンを使いたいときに安定性が心配なのとガスがシューっと出てくる音が大きくて「これ大丈夫なのかな…」と不安になるため、使い慣れたイワタニ製カセットコンロを持って行っています。
なので道具を極力コンパクトにしたいならキャンプ用のものがいいですし、使い慣れた機能重視であれば家庭用のカセットコンロといった具合にご自身の優先するポイントはどこかによってどのカセットコンロにするかを決めることをおすすめします。
③焚き火テーブル
キャンプ場で初めてアウトドアご飯をしたときにすごく思ったのは物を置くスペースがない!!ということです。ちょっとお皿やコップを置きたいと思っても机はこれから焼くお肉や野菜などの材料が並んでいたりして置けません。じゃあ椅子に、とするには不安定だしい別のものを取りたいなと思うたびにいちいち立ち上がって椅子にお皿をおいて、別のものを取って使って元に戻して、また椅子にあるお皿を持って座って…となるとまぁ本当面倒くさい。そのうち何も取りたくなくなります。それを解決してくれるのがこの焚き火テーブル。お皿も置けるしちょっとした調味料も置けるし机に乗りきらなかった材料も置けるしコップも置けるし。あるとないとでは全然快適さが違います。
ちょっとお値段もしますし、小さな道具ではないので荷物も増えます。別に必需品じゃなくない?と思う気持ちはよくわかりますが、初心者の方にはぜひ購入をおすすめしたいアイテムです。そしてキャンプだけでなく、日帰りのBBQでも活躍するので結構使う頻度が高いです。コロナが流行していて泊まりがけはちょっと…でも外でBBQならということで我が家ではすごく重宝しています。
④空のペットボトル
特に500mlのサイズがいいです。え、何に使うの?というかわざわざ用意するもの?と思ったかもしれません。これはわざわざ空の状態のペットボトルを持ってきてほしいというわけではありません。キャンプ場に向かう道中で買った飲み物用のペットボトルで全然問題ありません。人によっては冷たいお水を用意するためペットボトルを凍らせて持っていくかもしれませんね。もちろんそれでもOKです。で、一体何に使うのかと言うとそれは湯たんぽです!なので真夏は特に必要なく、女性や冷え性の方がいる場合にはあるといいですよ、というアイテムです。
使い方は非常にシンプル。お湯を沸かしてペットボトルに入れるだけ。これで即席湯たんぽの完成です。真夏以外のキャンプ場というのは想像以上に冷えます。特に夜外で食事をしていると結構体が冷えるのです。キャンプ場では温かいお風呂でゆっくり身体の芯まで温まてすぐお布団、というわけにはなかなかいきません。仮にお風呂があっても自分たちのテントからはある程度歩くのが普通ですし、そうこうしているうちに身体は冷えてしまいがち。寝袋も暖かいには暖かいですが足の末端というのはなかなか温まらず、眠れないなんてことも。そんな時にこの湯たんぽがあると足がじんわり暖かくなってきてよく眠れます。そして次の日にはごみとして処分していけるので片付けも楽ちんです。
キャンプ場では冷えるからよく眠れない、という方はぜひお試しください。
⑤ひざかけ
ひざかけは真夏以外のシーズンにキャンプをするとき、特に女性があるといいアイテムです。火があるから足元そんなに寒くならないのでは?と思うかもしれませんが山の夜の冷えはかなり強いです。火にあたっていても寒い。というかアウトドアの女性の防寒用の服装ってスカートやスパッツに短パン、足首にレッグウォーマーみたいな恰好が多いんですけど、それだと防御力が低い。でも長ズボンだとおしゃれさが物足りないというか私のスタイル的におしゃれに見えない。ゆえにひざかけは必須です。特に燃えにくい素材のものをおすすめしています。焚き火の周りで使いますので、いくつも炭が飛んできます。燃えやすいものはとても危険なので燃えにくい素材だと明記されているひざかけを購入しましょう。
そしてひざかけにしか使わないのはもったいないなと思ったので、私は寝袋での枕代わりや寝袋だけでは寒いときに上から掛けてもよし、下に敷いてもよしのサブお布団としても利用しています。一枚あるとキャンプだけではなく日常的にも何かと便利なので車に常備しておくとちょっと肌寒くて使いたいなと思ったときすごく快適です。
⑥ベッドライト
ヘッドライトとか全然必要ない。ずっとそう思っていました。むしろなんでこれをわざわざ買う必要があるんだろうと本気で思っていたぐらい買う気はなく、本当最近まで実際持っていませんでした。
ところがいざヘッドライトがあるとかなり便利であることが判明しました。それは夜のトイレの時です。キャンプ場では夜ほとんど外灯がありません。トイレと管理棟だけに明かりが点いている程度で、他のキャンプをしている人達も寝てしまったら本当に真っ暗です。そんな中トイレに行きたいと思ったとき、今まではスマホのライトを使っていました。実際それでも全く問題はないのですが、一度電池切れを起こしてライトが使えず、そのとき一緒に来ていた友人にスマホを借りて事なきを得たことがありました。その時スマホだけに頼るのは危険だな、ということを思いました。かといって持ち運びのライトだと大きいしトイレに行ってから置くところがなくて困る。そこで初めてヘッドライトあるといいかも、と思いました。ヘッドライトとは言っても本当に頭につけるわけではなく腕に巻いて使うことがほとんどでしたが、あるとなんと楽ちんなことか!
夜トイレに行きたいなと思ったら腕にヘッドライトをつけ、外にでる。トイレについても別にわざわざポケットにしまわなくていい。落としてしまう心配もない。これが思っていた以上のストレスフリーさでした。キャンプ場の女性用トイレは和式が多く、ものを落としそうで結構怖いのです。それがなくハンカチのみがポケットというのは心理的負担がなく、安心できます。
以上よりヘッドライトはなくてもなんとかなりますが、あるとかなり便利なアイテムです。迷っているのであればぜひ一度試してみる価値はありますよ。
まとめ
以上6つがキャンプ初心者におすすめするあると便利なプラスアルファのアイテムでした。
- タープ(ほぼ必需品)
- カセットコンロ(あるとかなり便利)
- 焚き火テーブル(あるとかなり便利)
- 空のペットボトル(あると便利)
- ひざかけ(あると便利)
- ヘッドライト(あると便利)
といった具合で紹介させていただきました。私はこれらの道具をはじめは全く用意せずキャンプをしていてかなり不便な思いをしました。逆に上記6つのアイテムを揃えてからはキャンプへのハードルがどんどん下がり、より一層キャンプを楽しめるようになりました。回数をこなせばこなすほど、こうすればいいのか!という発見がありさらにキャンプを好きになります。
みなさんも次は何の道具を揃えようかな、あると便利なものって何かなと思ったときにこれらを参考にしつつ、オリジナルのキャンプを楽しんでもらえたらなと思います。
それでは素敵なキャンプライフを!